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ロマン主義のレトリック 新装版

叢書・ウニベルシタス 604

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-588-09996-0
4-588-09996-5
税込価格 5,170円
頁数・縦 418,45P 20cm
シリーズ名 ロマン主義のレトリック

商品内容

目次

第1章 ロマン的イメージの意図的構造
第2章 ヘルダーリーンの詩におけるルソーのイメージについて
第3章 ワーズワスとヘルダーリーン
第4章 摩損としての自叙伝
第5章 ワーズワスとヴィクトリア時代の人たち
第6章 汚損されたシェリー
第7章 ワーズワスとイェイツにおける象徴的風景
第8章 イェイツにおけるイメージとエンブレム
第9章 抒情詩における擬人化と比喩
第10章 美的形式化―クライストの「人形芝居について」

出版社
商品紹介

ワーズワース、シェリー、イェイツら18〜20世紀のロマン主義/ポストロマン主義文学の比喩言語としてのテクストの構造を分析。

出版社・メーカーコメント

デリダとともに〈脱構築批評〉の開祖とされるド・マン(アメリカ)の批評理論の集大成。ボードレール、ルソー、H.クライスト、ヘルダーリン、ワーズワース、シェリーらに代表されるヨーロッパ18〜20世紀初頭のロマン主義およびポスト・ロマン主義文学や、比喩言語としてのテクストの構造を精密に分析。本書は死の直前に完成された重要な著作。

著者紹介

マン,ポール・ド (マン,ポールド)   Man,Paul de
1919年ベルギーのアントワープに生まれる。1939‐42年ブリュッセル大学で科学と哲学を専攻。40‐42年ナチス占領下のベルギーで日刊新聞“ル・ソワール”のコラムニストとして活動、42年以降は出版業や翻訳にたずさわる。47年アメリカに移住しニューヨークに住み、49‐51年バード・カレッジでフランス文学を講じ、52‐60年ハーヴァード大学大学院で比較文学を専攻、M.A.とPh.D.を取得。その後同大学の講師をつとめ、60‐67年コーネル大学、67‐70年ジョンズ・ホプキンズ大学、70年から亡くなる83年までイエール大学で教鞭をとり、比較文学の主任教授などをつとめた
山形 和美 (ヤマガタ カズミ)  
1934年生まれ。東京教育大学大学院修了。文学博士。筑波大学名誉教授。筑波大学、恵泉女学園大学、聖学院大学大学院等の教授を経て現在に至る。訳書のハンデルマン『誰がモーセを殺したか』で第25回日本翻訳文化賞受賞。2013年瑞宝中綬章受勲。日本C・S・ルイス協会、日本グレアム・グリーン協会会長
岩坪 友子 (イワツボ トモコ)  
1962年佐世保市に生まれる。90年津田塾大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得(英文学専攻)。現在、法政大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)