• 本

異端思想の500年 グローバル思考への挑戦

学術選書 073

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-87698-873-0
4-87698-873-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 357P 19cm

商品内容

要旨

マキアヴェッリ、スピノザ、ディドロなど、西欧近代には、「永遠の人間観」にもとづいて既存の正統思想を批判し、時代を超える思考のグローバル化を試みたために、「異端」として排除されてきた思想家は少なくない。本書は西欧近代が誕生して以来500年のあいだに現れたオッカムからランゲに至る哲学、政治、経済、社会思想を環境に対する人間精神の果敢な挑戦としてとりあげ、現代に生きるわれわれに発想の転換を迫る。

目次

第1章 永遠の相の下に
第2章 宗教的思考からの人間精神の解放
第3章 異端の国家観の系譜―マキアヴェッリからスピノザへ
第4章 植民地グローバリゼーション時代の世界史
第5章 蘇るランゲ
第6章 思考する「力」に関する考察

出版社
商品紹介

異端思想家たちは時代の既存の概念をどのように打ち破ったのかを明らかにすることで、現代に生きる我々に対して発想の転換をせまる。

著者紹介

大津 真作 (オオツ シンサク)  
1945年大阪府に生まれる。甲南大学名誉教授。専門はヨーロッパ社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)