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チャイナ・リスクといかに向きあうか 日韓台の企業の挑戦

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-13-040275-0
4-13-040275-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 247,10P 19cm

商品内容

要旨

市場としての中国をどのように捉えるべきか。いまや世界の工場から巨大な市場へと変貌した中国、そこには大きな「リスク」がある。日本・韓国・台湾の中国進出企業のビジネス展開を分析し、「リスク」の実態と各国企業の中国観、経済大国・中国の現状を明らかにする。

目次

中国の台頭をめぐる挑戦と応戦―企業のチャイナ・リスク認識という課題設定
第1部 台湾(中国における「台商」―その政治的リスク下の生存戦略
政治ゲームとしてのビジネス―台湾企業の政治的役割をめぐって)
第2部 韓国(韓国の大企業はなぜ中国投資に積極的なのか―政治的リスクと経済的機会の狭間で
韓国中小企業の中国適応戦略)
第3部 日本(日本企業のチャイナ・リスク認識に見る三〇年
反日デモはチャイナ・リスク認識に影響を与えたか―二一世紀以降のビジネスリスクと駐在員の役割変化
「関係」のポリティクスとリスク管理―中国における日韓台企業の比較)
日韓台企業にとってのチャイナ・リスク―その比較から得られる知見

著者紹介

園田 茂人 (ソノダ シゲト)  
1961年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。中央大学教授、早稲田大学教授などを経て、東京大学大学院情報学環・東洋文化研究所教授
蕭 新煌 (シャオ シンホワン)  
1948年生まれ。ニューヨーク州立大学バッファロー校で博士号取得。中央研究院社会学研究所所長などを経て、中央研究院社会学研究所特聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)