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15歳の被爆者 歴史を消さないために

出版社名 彩流社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-7791-2258-3
4-7791-2258-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 309P 19cm

商品内容

要旨

爆心地からわずか1.2kmで被爆した少女。ずっと閉ざされていた、あのとき見たはずの景色、聞いたはずの音の記憶。私は、生きていても、いいのだろうか。戦前・戦争中の暮らしから戦後民主主義の時代、再軍備の現在までの母の体験を、息子(切通理作氏)が聞き取った。

目次

第1章 一九四五年八月九日
第2章 戦中と戦後の間に
第3章 兵隊に行かなかったお父さん―戦前の暮らし
第4章 学校に行きたい
第5章 女性としての解放
第6章 核以後の時代を生きる

著者紹介

切通 理作 (キリドオシ リサク)  
1964年東京生まれ。和光大学人文学部文学科卒業。「民族差別論」を学ぶ。編集者を経て文筆業。映画、コミック、音楽、文学、社会問題をクロスオーバーした批評活動を行なう。『宮崎駿の“世界”』で2001年サントリー学芸賞受賞
狩野 美智子 (カノウ ミチコ)  
1929年東京生まれ。東京大空襲をはじめ東京で毎日のように空襲を体験、その後長崎で学徒動員で働いていた工場で爆心地から1.2km地点で被爆。慶應義塾大学史学科西洋史卒業。都内の定時制高校などで社会科教諭として28年教鞭をとり、のち文筆家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)