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中国安全保障全史 万里の長城と無人の要塞

出版社名 みすず書房
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-622-07956-9
4-622-07956-9
税込価格 5,060円
頁数・縦 336,31P 22cm

商品内容

要旨

アメリカの中国論の権威が、第二次世界大戦後から現在まで、政治、経済、軍事を包括した視点から、グローバルに、中国の安全保障政策を鳥瞰した基本書。

目次

第1部 中国外交における利害とアイデンティティ(何が中国外交を動かしているのか?
誰が中国外交を動かすのか?)
第2部 安全保障上の課題と戦略(要衝としての中国
アメリカの脅威を読みとる
北東アジアの地域システム―日本、韓国、北朝鮮
中国のその他の近隣諸国―アジア太平洋地域
第四の円の中の中国)
第3部 国家統一―領土保全と外交政策(国家性の問題―チベット、新疆、香港、台湾
台湾の民主主義への移行と中国の反応)
第4部 力の手段(門戸開放のジレンマ―グローバル経済における力と脆弱性
軍の近代化―人民戦争から戦力投射へ
中国外交におけるソフトパワーと人権)
第5部 結論(威嚇か、均衡か?)

著者紹介

ネイサン,アンドリュー・J. (ネイサン,アンドリューJ.)   Nathan,Andrew J.
コロンビア大学政治学教授。専門は、中国の政治・外交政策、および政治参加、政治文化、人権の比較研究。中国の対外政策と、アジアにおける政治的正当性の源泉について、長期にわたり研究、執筆している。コロンビア大学では、人権研究センターの運営委員会議長、モーニングサイド研究倫理委員会議長も務める。2003‐2006年には政治学部長ほか要職を歴任。学外でも、ヒューマン・ライツ・イン・チャイナの理事、フリーダム・ハウスの理事、また、1995‐2000年にはヒューマン・ライツ・ウォッチ・アジアの諮問委員会議長を務める
スコベル,アンドリュー (スコベル,アンドリュー)   Scobell,Andrew
ランド研究所主任政治研究員。コロンビア大学で博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)