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あま世へ 沖縄戦後史の自立にむけて

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-588-32708-7
4-588-32708-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 278P 21cm

商品内容

目次

戦後沖縄の地下水脈
第1部 沖縄の党(ポスト「島ぐるみ闘争」の思想戦
「沖縄の党」とあま世の連帯
戦後の沖縄戦を生きぬく)
第2部 帝国へ/帝国から(国場幸太郎における民族主義と「島」
沖縄史の日本史からの自立―傷みの歴史から「あま世」の希望)
第3部 座談会・歴史の自立をめぐって

出版社・メーカーコメント

国家制度とそのもとでの議会・政党政治を中心とするような一般的な政治の見方ではつかみがたい戦後沖縄の歩みを、インタビュー、講演録、座談会を通してたどり、戦後沖縄社会運動史・思想史の地下水脈を掘り起こす。

著者紹介

森 宣雄 (モリ ヨシオ)  
1968年横浜市生まれ。琉球大学大学院法学研究科修士課程、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。聖トマス大学人間文化共生学部教員を経て、同志社大学(奄美‐沖縄‐琉球)研究センター学外研究員、西宮公同教会・関西神学塾講師。専攻は沖縄・東アジア近現代史
冨山 一郎 (トミヤマ イチロウ)  
1957年京都市生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)。神戸市外国語大学・大阪大学大学院文学研究科教員を経て、同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授。専攻は沖縄近現代史
戸邉 秀明 (トベ ヒデアキ)  
1974年千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。早稲田大学第一文学部助手、日本学術振興会特別研究員を経て、東京経済大学経済学部准教授。専攻は、復帰運動史を中心とする沖縄近現代史、史学思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)