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資本主義はどう終わるのか

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-309-24831-8
4-309-24831-4
税込価格 4,620円
頁数・縦 359P 20cm

商品内容

要旨

これから資本主義は長期にわたって苦しみながら朽ちてゆく―これまでの危機理論を検証しながら、民主政治の解体と資本主義の変容を洞察する。『時間かせぎの資本主義』の著者による資本主義終焉論の決定版。

目次

資本主義―その死と来世
資本主義はどう終わるのか?
民主制資本主義の危機
顧客としての市民―消費社会の新たな政治についての考察
欧州「財政再建」国家の成立
市場と人々―民主制資本主義と欧州統合
ヘラー、シュミット、そしてユーロ
ユーロが欧州を分断する理由
ヴォルフガング・メルケル『資本主義は民主主義と両立するか?』へのコメント
現代資本主義をどう学ぶか
フレッド・ブロック『いかなる多様性?私たちはまだ資本主義という概念を使い続けるべきか?』
社会学の公共的使命

おすすめコメント

誰の目にもあきらかに限界を迎えたこの資本主義はどう終わるのか? 『時間稼ぎの資本主義』で大きな話題を呼んだシュトレークによる明晰にして緻密な資本主義終焉論の決定版。

著者紹介

村澤 真保呂 (ムラサワ マホロ)  
1968年生まれ。龍谷大学教授
信友 建志 (ノブトモ タケシ)  
1973年生まれ。鹿児島大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)