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ロダンを魅了した幻の大女優マダム・ハナコ

出版社名 求龍堂
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7630-1810-6
4-7630-1810-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

明治時代、恋にやぶれて日本を旅立ったひとりの女性。女優となった彼女は一座を率いて欧米18か国を巡業、一大センセーションを巻き起こす。明治35年から大正10年に帰国するまでの約20年間、太田ひさは女優マダム・ハナコ(花子)として人気を博した。その評判はロダンの耳にも入り、花子にモデルを依頼、制作した作品は50点余り。花子に魅せられた研究者澤田助太郎氏、資延勲氏の成果をもとに、どのようにしてロダンや人々を魅了したのか、花子の波乱の人生を追う。

目次

第1章 花子探索の旅
第2章 花子の生い立ち
第3章 花子ヨーロッパへ
第4章 ロダンと花子
第5章 世界大戦争
終章 料亭「湖月」のマダム

著者紹介

大野 芳 (オオノ カオル)  
1941年、愛知県稲沢市生まれ。明治大学法学部卒業、出版社の雑誌記者を経て、ノンフィクション作家になる。『北針』(潮出版社)で第1回潮賞ノンフィクション部門特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)