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不敗の名将今村均の生き方 組織に負けない人生を学ぶ

祥伝社新書 551

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-396-11551-7
4-396-11551-2
税込価格 902円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

ラバウルで終戦を迎えた今村均大将は禁固十年の刑に処せられ、日本に移送される。刑期を終えた今村均は、自らの軍人生活を綴った回想録を執筆。その四巻にわたる回想録を支えとして、著者はサラリーマン生活を送った。本書で著者は「戦えば必ず作戦目的を達成した常勝の軍人」と評される今村均の回想録を読み解き、組織の中での生き方、本当のリーダーシップを提示する。

目次

第1話 陸軍士官候補生
第2話 陸大入学
第3話 陸大卒業
第4話 佐々木一等兵
第5話 炊事当番兵
第6話 ノックス事件
第7話 小柳津少佐と少年給仕
第8話 上原勇作元帥
第9話 思想犯とされた兵
第10話 大激戦

出版社・メーカーコメント

「真の武士道に触れた」──なぜマッカーサーは彼を称えたのか陸軍大将の軍人生活に見るリーダーの条件と英知組織の中でいかに生きるべきか 人は誰でも生まれてきた瞬間から、組織の一員としての人生が待ち受けている。家族の一人であり、学校の一生徒になり、会社に入れば一社員となる。そこから逃げたくなって本当に逃げれば、一匹狼の辛さが待っている。 今村均は日本軍という恐竜のような巨大組織の中にいて、けっして自分を見失わなかった。英知に裏づけられた美しい生き方を私たちに示してくれる。(本書「まえがき」から)■「常勝の軍人」から学べること ラバウルで終戦を迎えた今村均大将は禁固十年の刑に処せられ、日本に移送される。しかし、自分だけが安全な場所で服役するわけにはいかないと、部下たちが収監されているマヌス島(パプアニューギニア)行きを訴えた。それが連合国軍最高司令官、D・マッカーサーが今村均を「真の武士道」と称(たた)えた理由である。 刑期を終えた今村均は、自(みずか)らの軍人生活を綴(つづ)った回想録を執筆。その四巻にわたる回想録を支えとして、著者はサラリーマン生活を送った。本書で著者は「戦えば必ず作戦目的を達成した常勝の軍人」と評される今村均の回想録を読み解き、組織の中での生き方、本当のリーダーシップを提示する。

著者紹介

日下 公人 (クサカ キミンド)  
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。多摩大学名誉教授。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。正確な未来予測には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)