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新しい学の諸原理 1725年版

近代社会思想コレクション 25

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-8140-0186-6
4-8140-0186-X
税込価格 5,280円
頁数・縦 560P 20cm

商品内容

要旨

クローチェが再評価し、さまざまな思想家に影響をあたえた『新しい学の諸原理』は、汲めども尽きぬ発想の源泉であり、詩的記号論など示唆的な多くの議論を含んでいる。知識論のコペルニクス的転回。原典で読むイタリア思想界の巨匠ヴィーコ。

目次

第1巻 ある一つの新しい学を見出すという目的の必然性と手段の困難さ(この著作を構想することになった動機
ある一つの新しい学の構想 ほか)
第2巻 観念にかんするこの学の諸原理(摂理が諸国民の第一の原理である
通俗的な知恵が諸国民の世界の規範である ほか)
第3巻 言語の部門にかんするこの学の諸原理(神話学と語源学の新しい諸原理
詩の新しい諸原理 ほか)
第4巻 この学を確立する証拠の根拠
最終(第5)巻 文明の哲学と諸国民の普遍史が同時に形成されるように素材を処理すること(文明が諸国民のあいだでとる経過の一様性
この学の起源はエジプトの古さを示す二つのことがらのうちに見出される ほか)

著者紹介

上村 忠男 (ウエムラ タダオ)  
1941年生まれ、東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)