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日本統治下の朝鮮シネマ群像 戦争と近代の同時代史

出版社名 弦書房
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-86329-188-1
4-86329-188-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 325P 19cm

商品内容

要旨

よみがえる植民地朝鮮の実像。“日朝一体”は幻影だったのか。1930〜1940年代、日本統治下の国策映画と日朝映画人の個人史をもとに、当時の実相に迫る。映画監督・今井正や崔寅奎、女優・原節子…あの時代、彼らは何を考え、どう行動したのか。

目次

第1部 『望楼の決死隊』のミステリー(満州・朝鮮国境の国策映画
原節子と今井正の謎
戦争と解放、その後)
第2部 朝鮮シネマの光芒(ベストシネマ『授業料』
『家なき天使』の墜落
「解放」前後の朝鮮シネマ)

著者紹介

下川 正晴 (シモカワ マサハル)  
1949年7月、鹿児島県生まれ。大阪大学法学部卒。立教大学大学院博士課程前期(比較文明論)修了。毎日新聞西部本社、東京本社外信部、ソウル支局、バンコク支局、編集委員、論説委員等を歴任。韓国外語大学言論情報学部客員教授、大分県立芸術文化短期大学教授(マスメディア論、現代韓国研究)。日韓次世代映画祭ディレクター。2015年定年退職し、著述業。近現代史、韓国、台湾、映画を中心に取材執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)