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ケアへのまなざし 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-622-08838-7
4-622-08838-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 263P 20cm
シリーズ名 ケアへのまなざし

商品内容

要旨

「たった一人の患者の心でも、ほんとうに知るのはなんとむつかしいことか。」エッセイ、論文、対談を収録。

目次

第1部(ひととしごと
島の診療記録から
自殺と人間の生きがい―臨床の場における自殺
生きがいについて―生きているねうち(看護学生への講演)
心に残る人びと
患者さんと死と
コラム「天窓」
自己の死と孤独
なぐさめの言葉
老人と、人生を生きる意味
沈黙の意味
医師が患者になるとき
対談・病める人と病まぬ人(押谷美恵子・外口玉子))
第2部(限界状況における人間の存在―癩療養所における一妄想症例の人間学的分析
人間学
「ピネル神話」に関する一資料
西洋臨床医学の生命観―M.フーコーの所説によせて)

著者紹介

神谷 美恵子 (カミヤ ミエコ)  
1914‐1979。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、翌年からコロンビア大学医学進学コースで学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)編入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業、東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園精神科勤務(1965‐67年精神科医長)。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)