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身体の植民地化 19世紀インドの国家医療と流行病

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-622-08851-6
4-622-08851-7
税込価格 8,360円
頁数・縦 320,33P 22cm

商品内容

要旨

19世紀から20世紀初頭にかけて、つぎつぎに襲来する天然痘、コレラ、ペスト。大英帝国の支配下、インドで展開する医療政策の分析をとおして、植民地権力と在地社会との関係性を明らかにする。

目次

序論
第1章 西洋の治療法と東洋の身体
第2章 植民地の飛び地―軍隊と監獄
第3章 天然痘―女神の身体
第4章 コレラ―無秩序としての病気
第5章 ペスト―身体にたいする攻撃
第6章 健康とヘゲモニー
結論

著者紹介

アーノルド,デイヴィッド (アーノルド,デイヴィッド)   Arnold,David
1946年ロンドン生まれ。1968年、エクセター大学卒。1973年、サセックス大学で博士号を取得。ロンドン大学SOAS教授、ウォーリック大学アジア・グローバル史教授などを歴任。現在、ウォーリック大学名誉教授。専門は南アジア史
見市 雅俊 (ミイチ マサトシ)  
1946年東京生まれ。京都大学人文科学研究所助手、和歌山大学経済学部助教授。中央大学文学部教授を歴任。専門はイギリス近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)