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日本語「起源」論の歴史と展望 日本語の起源はどのように論じられてきたか

出版社名 三省堂
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-385-36508-4
4-385-36508-3
税込価格 3,410円
頁数・縦 350P 22cm

商品内容

要旨

日本語の起源をめぐる日本言語学史の光と影。国語学史、比較言語学、人類進化学など様々な領域からの考察。

目次

第1部 日本語の起源論から見た日本言語学史(借用語を中心とした古代の日韓の音韻の対応について
1940年代の日本語系統論―「放埒」と「禁欲」のあいだ
日本語の起源とチベット・ビルマ諸語―パーカーと西田龍雄の研究
古代朝鮮半島諸言語に関する河野六郎説の整理と〓倭同系の可能性
パプア諸語と日本語の源流)
第2部 日本語の比較言語学研究(日本語アクセントの史的研究と比較方法
日本言語学史上の言文一致―司法界における思想・実践との比較
日本語アクセント史の再建をめざして
琉球語の起源はどのように語られたか―琉球語と九州方言の関係を問う)
第3部 日本語起源論にむけた様々なアプローチ(ゲノムデータと言語データの関係
アイヌ語はどの言語と似ているか―対照文法の試み
日本言語学史序説―日本語の起源はどのように論じられてきたか)

著者紹介

長田 俊樹 (オサダ トシキ)  
1954年神戸生まれ。総合地球環境学研究所名誉教授、神戸市外国語大学客員教授、国立国語研究所客員教授。1991年、インド・ラーンチー大学博士号取得。専門は言語学、南アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)