鉄道のドイツ史 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ
中公新書 2583
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年3月 |
ISBNコード |
978-4-12-102583-8
(4-12-102583-0) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 290P 18cm |
商品内容
要旨 |
1815年、大小さまざまな主権国家の集合体・ドイツ連邦が誕生。以降、ドイツは帝国、共和国、ナチス、東西分裂、そして統一へと、複雑な軌道を疾走した。同時代に誕生した鉄道という近代技術を担った人びとと、その組織からドイツを論じる。統一国家の形成や二度の世界大戦などの激動に、鉄路はいかなる役割を果たしたのか。「富と速度」(ゲーテ)の国民経済を模索した苦闘とともに、「欧州の盟主」の実像を描き出す。 |
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目次 |
序章 ドイツ鉄道史ひと筆がき―「本書の構成」に代えて |
おすすめコメント
本書は、鉄道という近代的な技術および組織を通して、ドイツの複雑な軌跡を描く。帝国を形成する過程、二つの世界大戦、そして東西に引き裂かれた後、再びの統一……。政治家、官僚、鉄道技師、学者、そして怪人物などの足跡も交えながら、大きな潮流を捉える試み。