カント永遠平和のために 悪を克服する哲学
NHK「100分de名著」ブックス
| 出版社名 | NHK出版 |
|---|---|
| 出版年月 | 2020年4月 |
| ISBNコード |
978-4-14-081816-9
(4-14-081816-6) |
| 税込価格 | 1,100円 |
| 頁数・縦 | 173P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
カント晩年の平和論は、全ヨーロッパが戦火に包まれ、革命によって近代民主主義国家の原型が作られた時代に書かれた。人間にとっての「自然状態」は戦争であり、平和は「新たに創出すべきもの」と考えたカントは、法の秩序を社会に行き渡らせることの価値を重んじる。西洋近代最大の哲学者は、私たちはいかにして平和を獲得できると説いたのか。不朽の名著を現代にひもとく。 |
|---|---|
| 目次 |
はじめに 哲学の視点から平和の可能性を考える |



おすすめコメント
戦争することが「人間の本性」であるとすれば、私たちはいかに平和を獲得しうるだろうか? 空虚な理想論としてではなく、現実的な課題として戦争の克服を訴えた平和論の古典を、気鋭の哲学者が現代にひもとく。好評を博した番組テキストに大幅な加筆を加え、待望の書籍化!