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シネアスト宮崎駿 奇異なもののポエジー

出版社名 みすず書房
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-622-08894-3
4-622-08894-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

スタッフとして参加した『太陽の王子ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』『どうぶつ宝島』から監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』まで。世界の映画史、アニメーション史をふまえつつ精緻な作品分析を積み重ねたモノグラフィ。

目次

第1章 宮崎、喜劇の設計者(東映動画の『ホルス』後
場面設計者・宮崎
映画的なものと遊戯的なもの
場面に関するものとメカニカルなもの
宮崎、「肉体派の軽業師」)
第2章 日常における冒険(想像的なものにおける具体的なもの
自然的時間性)
第3章 驚異における自然的なもの(観照的なものから奇異なものへ
となりの奇異なもの
キキ、ポルコ、千尋…)

著者紹介

ルルー,ステファヌ (ルルー,ステファヌ)   Le Roux,St´ephane
フランス・レンヌ市のリセ・ブレキニー「映画オーディオヴィジュアル」クラス教授、レンヌ第2大学講師。アニメーション映画研究者。2007年、レンヌ大2大学に提出した論文により博士号取得
岡村 民夫 (オカムラ タミオ)  
1961年、横浜に生まれる。立教大学大学院文学研究科単位取得満期退学(フランス文学専攻)。法政大学国際文化学部教授。表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)