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ルソー論集 ルソーを知る、ルソーから知る

中央大学人文科学研究所研究叢書 75

出版社名 中央大学出版部
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-8057-5359-0
4-8057-5359-5
税込価格 4,730円
頁数・縦 363,3P 22cm

商品内容

目次

第1部 『エミール』論考(エミールはどこに住むのか?
総合的人間研究(総合人間学)の先駆者としてのルソー
脆弱性としての著名性―『孤独な散歩者の夢想』における“子ども”の形象
「信仰告白」が『エミール』に為そうとしたこと
有益な過ち―『エミールとソフィー、または孤独な人たち』について)
第2部 道徳・感覚・感情論考(『道徳書簡』「第三書簡」の二源泉
結節点としての内的感覚
『新エロイーズ』とオペラの幻想―驚異と魔法による幻想から感情と興味による幻想へ)
第3部 政治論考(「政治的受容」とは何か―『社会契約論』刊行直後のジュネーヴから
ジャン=ジャック・ルソー『社会契約論』における「統治(gouvernement)」「習俗(moeurs)」「世論(opinion publique)」
国民から人民へ―ルソーにおけるキャラクテール・ナショナルをめぐる考察
ルソーにおける自由と人民主権―アーレンとのルソー批判に寄せて
九月虐殺とルソーの戦争状態論―ヘーゲルの市民社会論をもう一つの参照点として)

著者紹介

永見 文雄 (ナガミ フミオ)  
中央大学人文科学研究所客員研究員。中央大学名誉教授
小野 潮 (オノ ウシオ)  
中央大学人文科学研究所研究員。中央大学文学部教授
鳴子 博子 (ナルコ ヒロコ)  
中央大学人文科学研究所研究員。中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)