当事者としての治療者 差別と支配への恐れと欲望
出版社名 | 岩崎学術出版社 |
---|---|
出版年月 | 2021年4月 |
ISBNコード |
978-4-7533-1179-8
(4-7533-1179-1) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 251P 22cm |
商品内容
要旨 |
私たちは善意で他者を慈しみ、癒し、育てることができる。同時に私たちは、善意で他者を害し、支配することができる。私たちはその善意と専門性の背後に、加害性や植民地化への欲望をかかえていないだろうか。そこに差別や偏見がないだろうか。正直に述べよう―私自身はそこから逃れられたことがない。その中で私たちはどのように臨床実践に向き合い、何を考えて人と会い、そしてどんなことを考え続ける必要があるのだろうか。本書がそうしたことについて、読者とともに考えるための場所になればと願っている。『The Psychoanalytic Zero』で米国NAAP2020年グラディーヴァ賞(最優秀書籍部門)受賞の著者による最新刊! |
---|---|
目次 |
対人援助職の「業」と覚悟 |