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ル・クレジオ、文学と書物への愛を語る

出版社名 作品社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-86182-895-9
4-86182-895-3
税込価格 2,860円
頁数・縦 244P 20cm

商品内容

要旨

未だ見知らぬ国々を、人の心を旅するための道具としての文学。強きものに抗い、弱きものに寄り添うための武器としての書物。世界の古典/現代文学に通暁し、人間の営為を凝縮した書物をこよなく愛するノーベル文学賞作家が、その魅力を余さず語る、愛書家必読の一冊。

目次

作家たちの都
書物と私たちの世界
文学の普遍性
書物―知の探索に乗り出す船
困難な時代における作家について
科学と文学の関係
現代における文学について
中国文学との出会い
文学とグローバル化
文学と人生
想像と記憶
自然、文学
文学のいま
夢見ること、冒険を探すこと
種蒔くこと

著者紹介

ル・クレジオ,J.M.G. (ルクレジオ,J.M.G.)   Le Cl´ezio,Jean‐Marie Gustave
1940年、南仏ニース生まれ。1963年のデビュー作『調書』でルノドー賞を受賞し、一躍時代の寵児となる。その後も話題作を次々と発表するかたわら、インディオの文化・神話研究など、文明の周縁に対する興味を深めていく。2008年、ノーベル文学賞受賞
鈴木 雅生 (スズキ マサオ)  
1971年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。パリ第四大学博士、現在、学習院大学文学部教授。専攻はフランス近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)