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精神科の薬について知っておいてほしいこと 作用の仕方と離脱症状

出版社名 日本評論社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-535-98508-7
4-535-98508-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 245P 21cm

商品内容

目次

精神医学における薬物治療の位置付け
精神科の薬の働き
研究の重要性
抗精神病薬
抗うつ薬
躁うつ病や双極性障害に使用されるリチウムなどの薬
刺激薬(とくに子どもに関わる人たちへ)
ベンゾジアゼピン系の薬
精神科の薬からの離脱
精神科の薬が役に立つのはどんなとき?
精神科薬物療法の未来に向けて

出版社・メーカーコメント

身体と脳の働きを変えてしまい、ときに有毒でさえある物質について、これまでほとんど語られてこなかった画期的なメッセージ!

著者紹介

モンクリフ,ジョアンナ (モンクリフ,ジョアンナ)   Moncrieff,Joanna
ユニバシティ・カレッジ・ロンドンの批判的社会精神医学教授で、北東ロンドン財団トラスト(地域の医療サービスの提供に責任をもつ公的組織)の顧問精神科医も務めている。批判的精神医学ネットワークの設立者の一人で、共同議長である。研究の中心は精神科の薬に関する主流の考え方に対する批判にあるが、薬物治療や精神医学の歴史、政治、哲学についても幅広く執筆している。抗精神病薬の減薬と中止に関する政府助成研究の代表者を務め、抗うつ薬の中止を支援する研究の協力者でもある
石原 孝二 (イシハラ コウジ)  
1967年生まれ。北海道大学准教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科教授
松本 葉子 (マツモト ヨウコ)  
1982年生まれ。薬剤師・精神保健福祉士。「What is your story?:診断をこえて」(『統合失調症のひろば』12号、2018年)など、経験に基づいて文章を書いている。現在は看護師を目指し、看護学校で学んでいる
村上 純一 (ムラカミ ジュンイチ)  
1976年生まれ。精神科医。琵琶湖病院・院長代行。2015年に「当事者に関することを当事者と一緒に決める」取り組みを開始し、オープンダイアローグや対話実践を少しずつ臨床に取り入れ始めている
高木 俊介 (タカギ シュンスケ)  
1957年生まれ。精神科医。2002年に精神分裂病から統合失調症への病名変更事業にかかわる。2004年にはたかぎクリニックを開業し、ACT‐Kを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)