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あたらしい日本の心理療法 臨床知の発見と一般化

出版社名 遠見書房
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-86616-152-5
4-86616-152-3
税込価格 3,520円
頁数・縦 236P 21cm

商品内容

要旨

本書は、近年、日本で生まれた9アプローチのオリジナルな心理療法を集め、その創始者たちによってじっくりと理論と方法を解説してもらったものです。オリジナティあふれる心理療法が生み出された背景には何があったのか、それを会得するためには何が必要なのか、など多くの臨床家にあたらしい世界を紹介するものになりました。事例も交えながらの論考は、明日の臨床でのカードにもなり、困ったときの実践のヒントにつながるでしょう。心理療法家としての能力を向上させたい方にとって必読の1冊です。

目次

第1章 「標準心理臨床」は存在するか?
第2章 エイジアン・フォーカシング・メソッズ
第3章 タッピングタッチ:ホリスティックケア―「誰でも日常的にできる心のケア」としての理論と実践
第4章 USPT
第5章 ホログラフィートーク
第6章 催眠トランス空間論(“松木メソッド”)―日本的“場”理論における「自他非分離」「動的調和」「関係性調和」の治療的意義
第7章 ボディ・コネクト・セラピー―東洋と西洋の知惠から誕生した日本の心理療法
第8章 条件反射制御法
第9章 ホロニカル・アプローチ
第10章 P循環療法

出版社・メーカーコメント

本書は,近年,日本で生まれた9アプローチのオリジナルな心理療法を集め,その創始者たちによってじっくりと理論と方法を解説してもらったものです。オリジナティあふれる心理療法が生み出された背景には何があったのか,それを会得するためには何が必要なのか,など多くの臨床家にあたらしい世界を紹介するものになりました。事例も交えながらの論考は,明日の臨床でのカードにもなり,困ったときの実践のヒントにつながるでしょう。心理療法家としての能力を向上させたい方にとって必読の1冊です。

著者紹介

池見 陽 (イケミ アキラ)  
兵庫県生まれ。ボストン・カレッジ卒業、シカゴ大学大学院修士課程修了、産業医科大学(医学博士)。北九州医療センター、岡山大学助教授、神戸女学院大学教授を経て、関西大学大学院教授。著書多数。2019年、アメリカ・カウンセリング・アソシエーションよりLiving Luminary(存命の輝ける権威)に任命。2020年、日本人間性心理学会より学会賞受賞
浅井 伸彦 (アサイ ノブヒコ)  
大阪府生まれ。関西大学社会学部卒業、京都教育大学大学院修士課程修了。公認心理師、臨床心理士、保育士、オープンダイアローグ国際トレーナー資格(The certificate that qualifies to act as responsible supervisor,trainer and psychotherapist for dialogical approach in couple and family therapy)など。現在は一般社団法人国際心理支援協会 代表理事、株式会社Cutting edge代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)