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背高泡立草

集英社文庫 ふ40−1

出版社名 集英社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-08-744496-4
4-08-744496-1
税込価格 550円
頁数・縦 191P 16cm

商品内容

要旨

「別に良いやん、草が生えてたって。誰も使わんっちゃけん」大村奈美は、不機嫌だった。何故空き家である母の実家の納屋の草刈りをするために、これから長崎の島に行かなければならないのか。だが、彼女は道中で家族からある話を聞かされて考えを改める。それは、“家”と“島”にまつわる時代を超えた壮大な物語だった―。第162回芥川龍之介賞受賞作。書き下ろし短編「即日帰郷」も収録。

出版社・メーカーコメント

【第162回 芥川賞受賞作】長崎の島にある<家>と<人>の時空を超えた壮大なドラマ「別に良いやん、草が生えてたって。誰も使わんっちゃけん」大村奈美は、不機嫌だった。何故空き家である母の実家の納屋の草刈りをするために、これから長崎の島に行かなければならないのか。だが、彼女は道中で家族からある話を聞かされて考えを改める。それは、<家>と<島>にまつわる時代を超えた壮大な物語だった――。第162回芥川龍之介賞受賞作。書き下ろし短編「即日帰郷」も収録。【著者略歴】古川真人(ふるかわ・まこと)1988年福岡県生まれ。國學院大學文学部中退。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞し、デビュー。同作で第156回芥川龍之介賞候補に。17年、『四時過ぎの船』で第157回芥川龍之介賞候補、第31回三島由紀夫賞候補、19年、『ラッコの家』で第161回芥川龍之介賞候補。20年、『背高泡立草』で第162回芥川龍之介賞受賞。

著者紹介

古川 真人 (フルカワ マコト)  
1988年福岡県生まれ。國學院大學文学部中退。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞し、デビュー。同作で第156回芥川龍之介賞候補に。17年、『四時過ぎの船』で第157回芥川龍之介賞候補、第31回三島由紀夫賞候補、19年、『ラッコの家』で第161回芥川龍之介賞候補。20年、『背高泡立草』で第162回芥川龍之介賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)