• 本

アジア・中東の装飾と文様

出版社名 パイインターナショナル
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-7562-5542-6
4-7562-5542-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 417P 21cm

商品内容

要旨

月の砂漠を超えて行く、アジアの「かたち」の遙かな旅。中国、インド、ペルシア、イスラム、東南アジア…長安から遙か西のローマまで、シルクロードが横断するユーラシア大陸の魅力溢れる装飾文化の世界。

目次

第1章 旅する装飾文様 文様の“ロード”をめぐる(奈良
長安
敦煌 ほか)
第2章 文様の“ハウス”各地の装飾文様史(西アジア
中央アジア
インド ほか)
第3章 装飾文様の展開と形(絹
ペルシア絨毯
刺繍の歴史 ほか)

出版社・メーカーコメント

世界史を紐解くアジア・中東の珠玉の装飾文化  長安からはるか西のローマまで、シルクロードが横断するユーラシア大陸では、中国、ペルシア、イスラム、インドなど、独自の文化をもつさまざまな国々が、互いに交流し、影響を与え合いながら、それぞれに深遠な文化を形成してきました。考古学の発達により、19世紀の後半には、エジプト、ギリシア、オリエント、中国、日本などの美術が1つのパースペクティブにまとめられ、<美術史>として1つの歴史の中に関連づけられて考えられるようになり、シルクロードという文明の道の再発見によって、世界の文明、美術のつながりが見えてきました。そして<文様>という物の形、デザイン、記号が、文明と文明をつなぐキーワード、原型、記号、象徴、形態の言語として注目されるようになります。旅をしながら変容してきたアジア・中東地域の装飾文化の歴史を豊富なビジュアルで紐解きながら、ドラマティックなユーラシア大陸の世界史を目で見ることのできる貴重な書籍です。

著者紹介

海野 弘 (ウンノ ヒロシ)  
評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社にて、『太陽』編集長を経て、独立。美術、装飾文化、都市論、文学など幅広い分野で執筆を行う。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)