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吉見俊哉論 社会学とメディア論の可能性

出版社名 人文書院
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-409-24157-8
4-409-24157-5
税込価格 4,950円
頁数・縦 316P 20cm

商品内容

要旨

動き続ける知性、吉見社会学の核心と可能性。都市論に始まり、メディア論、カルチュラル・スタディーズ、アメリカ論、大学論など数々の分野で新たなテーマと方法論を切り拓き、いまなお前進を続ける吉見俊哉。1980年代から今日におよぶ、その膨大で多種多様な研究の核心と革新性はどこにあるのか、そして何を引き継ぎ発展させることができるのか。吉見に学び研究の前線に立つ精鋭たちが挑む初の試み。

目次

第1部 吉見俊哉論を切り拓く(亡命先としてのメディア論―社会意識論・歴史社会学のゆくえ
ドラマトゥルギーのひと―カルチュラル・スタディーズ、文化研究、カルスタ
吉見俊哉における「東京・盛り場・社会史」
まなざしと境界の社会学―吉見俊哉における消費社会の主題のゆくえ
吉見俊哉と東アジア―アクター・ネットワーク・レファレンス ほか)
第2部 「吉見俊哉」からの展開・転回(マンガ‐メディア‐文化への問い―“吉見俊哉”の遠心力
本とコンピュータ再考―書物とアーカイブのための覚書
「未熟さ」の帝国―吉見俊哉のアメリカ論とジャニーズ
映像の地理学―一九八〇年代のレンタルビデオ店
パブリック・リレーションズと戦後日本―「アメリカ」という他者の戦略的受容 ほか)

著者紹介

難波 功士 (ナンバ コウジ)  
1961年大阪府生。関西学院大学社会学部教授。博士(社会学)
野上 元 (ノガミ ゲン)  
1971年東京都生。早稲田大学教育学部教授。博士(社会情報学)
周東 美材 (シュウトウ ヨシキ)  
1980年群馬県生。学習院大学法学部教授。博士(社会情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)