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詐欺師入門 騙しの天才たち、その華麗なる手口

光文社未来ライブラリー 0025

出版社名 光文社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-334-10087-2
4-334-10087-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 429P 16cm

商品内容

要旨

“おとり”はカモに親しげに近づき、“インサイドマン”と共謀して、確実な金儲けを持ちかける。カモの欲望が目一杯まで掻き立てられると、カモはみずから大金を工面して持ってくるが、そこで悲劇が起こり…。旅行者の持ち金を騙し取る“ショート・コン”から、舞台装置のように複雑で、地元警察への根回しまで仕組まれた“ビッグ・コン”まで、信用詐欺の様々な手口を紹介。映画『スティング』のネタ本としても知られる名著。

目次

第1章 「信用詐欺師」の醍醐味(カモのほうから札束を差し出す―これこそ「詐欺」という芸術)
第2章 舞台装置をつくる(念入りに準備された架空の劇場「ビッグ・ストア」は最高の稼ぎ場所)
第3章 カモの“欲”につけ込む(騙したことにも気づかれない、「ビッグ・コン」三つの華麗な成功例)
第4章 カモを分析する(巧みな「おとり」のテクニックに見るいいカモの見分け方、引っかけ方)
第5章 一流になるための条件(この世界で成功する鍵はセンス、演技力、そしてやる気)
第6章 日常生活の送り方(いつも魅力的な紳士を演じ、スマートな生き方を心がける)
第7章 いざというときの保険(“金を掴ませる”のが最良の方法―フィクサーを通して安全を買う)
第8章 小銭もマメに稼ぐ(大仕事の合間の貴重な収入源「ショート・コン」こそ基本)
第9章 専門用語に精通する(仲間意識を育み、仕事を円滑化―この世界の隠語を身に付ける)

著者紹介

モラー,デイヴィッド・W. (モラー,デイヴィッドW.)   Maurer,David W.
1906年生まれ。言語学者。とくに犯罪と犯罪者の言葉についての研究で知られる。1937年から1972年までルイヴィル大学教授。1940年に初版が刊行された本書は、のちに映画『スティング』のネタ本となった。1981年没
山本 光伸 (ヤマモト ミツノブ)  
翻訳家。出版社、柏艪舎代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)