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福祉・介護・医療の現場で役立つイラストでわかる対人援助の技術

出版社名 ナツメ社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-8163-7489-0
4-8163-7489-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 207P 26cm

商品内容

要旨

面接や相談に必要な事前の準備、観察、傾聴、理解、伝え方などの基本的なスキルが豊富な例と図解でしっかり身につく!

目次

1章 対人援助とは何だろう
2章 支援の準備
3章 話しやすい雰囲気をつくる
4章 観察する
5章 傾聴する
6章 理解する
7章 伝える
8章 相談者の情報を整理する
9章 自分の感情を整理する

出版社・メーカーコメント

本書は、対人援助職の日々の相談が円滑に進むことを目的に、相談の基本的な考え方と技術を、準備から整理までの相談の流れにそって解説しています。身近な面接の場面をイラストや会話にし、相談の技術を具体的に解説しています。良い例や悪い例などやチェックポイントも入れ、一人でも学べるように工夫をしています。■対人援助とは何だろう対人援助職がおこなう相談は、相談者が1 人では解決できないことを支援することです。相談者は、個人ではなく、専門職としてのあなたのところに来ます。1章では、専門職として相談を受けるということはどういうことなのかを解説しています。■支援の準備対人援助職が相談に応じるときは自分自身の知識や技術をもとに相談を進めていきます。そのためには、自分の考え方や行動のクセを知ったり、自分の人生を振り返ったりして、自分をよく知っておかなければなりません。2章では、そのための準備を解説します。■話しやすい雰囲気をつくる相談者は緊張と不安をもって相談に来ます。この人なら相談できると思ってもらえるようにするには、どんなことに注意をすればいいのでしょうか。3章では、見た目や話し方、表情などについて解説しています。■観察する対人援助にはコミュニケーションが重要です。コミュニケーションは、言葉だけではありません。声の大きさや表情は多くのことを相談者のことを教えてくれます。4章では、相談者の感情を読み取る技術を解説しています。■傾聴する相談者に緊張感をもたずに話してもらうにはどうすればいいのでしょうか。5章では、相談者の話をよく聴き、相談者の困りごとを解決するために必要なことを話してもらう技術を解説しています。■理解する対人援助職は、相談者の感情に共感しながら理解しなくてはなりません。対人援助職は相談者と話しながら、相談者の課題を整理していきます。6章では相談者が抱える本当の問題点の探しかたを解説します。■伝える相談者の問題を解決するには、相談者が話す言葉を別の言葉に変えて伝えたり、相談者の話の要点を整理したりして、相談者の気持ちや状況を明確にすることが必要です。

著者紹介

高橋 明美 (タカハシ アケミ)  
文京学院大学人間学部人間福祉学科准教授。明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。社会福祉学修士。社会福祉士。介護支援専門員。都内の社会福祉法人に生活相談員(ソーシャルワーカー)として勤務し、高齢者福祉分野を中心に、20年以上相談援助活動に従事する
篠原 純史 (シノハラ アツシ)  
文京学院大学人間学部人間福祉学科准教授。埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科保健医療福祉学専攻博士前期課程修了(健康福祉科学修士)。社会福祉士、認定社会福祉士(医療分野)、認定医療ソーシャルワーカー、救急認定ソーシャルワーカー、認定社会福祉士制度スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)