• 本

tsmc世界を動かすヒミツ

出版社名 CEメディアハウス
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-484-22111-3
4-484-22111-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 525P 19cm

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要旨

半導体は、自動車や家電だけでなく、誘導ミサイルやレーダー等に欠かせないため各国の軍事力にも直結するキーデバイスだ。そして、2020年ごろからの世界的半導体不足を経て存在感を増したのが、世界のハイエンド半導体のプロセス技術の9割を独占するとされるTSMC(台湾積体電路製造公司)である。どんな企業なのか。
本書は、日本ではあまり知られていないTSMCについて、台湾の文化、創業者モリス・チャン(張忠謀)のマインドや人となり、企業風土、ビジネスモデルなどから多面的に解き明かし、その強さの秘密に迫っている。TSMCでは約6万5000人の従業員のうち5万人をエンジニアが占め、彼らが重要な決定を担うエンジニアガバナンス文化が息づいているという。また、TSMCがソニーグループやデンソーなどと共同出資するJASMは熊本工場を建設したが、JASMはTSMCが顧客と共に設立した初めての合弁会社であり、特別な意義があるとする。
著者は、台湾の経済誌「今周刊」「数位時代」などのコラムニストやラジオパーソナリティとして活躍する台湾人ジャーナリスト。主にハイテク・バイオ業界の取材に長年携わりながら「今周刊」副編集長、経済紙「経済日報」ハイテク担当記者を歴任した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年5月8日]

商品内容

要旨

創業者モリス・チャン、企業哲学、マネジメント、世界戦略、研究開発―30年の取材で見えた、超ヒミツ主義ファウンドリーのヒミツ。

目次

序章 きらめくチップアイランド
第1章 TSMCのはじまりと戦略
第2章 TSMCの経営とマネジメント
第3章 TSMCの文化とDNA
第4章 TSMCの研究開発
第5章 半導体戦争、そして台湾と日本

出版社・メーカーコメント

台湾本国で異例のベストセラー!【2024年、日本の官民最大のホットトピック】世界最強半導体ファウンドリーのリアル!−−−スマホも世界平和も動かす1社のすべて30年の取材で見えた、超ヒミツ主義ファウンドリーのヒミツ−−−2024年末の熊本工場(JSMC)本格始動に向けて、日本国内でも注目が集まるTSMC。1兆円の半額を国が投資して誘致し、経済効果は10年で4兆円を超えると言われる。創業時から30年以上にわたりTSMCの取材を続け、創業者モリス・チャンのインタビュー実績もある台湾人ジャーナリストが、超ヒミツ主義の企業のベールを剥がす。最も価値あるイノベーションとは「ビジネスモデル」であるファウンドリー(受託生産)というビジネスの凄みとは……。・顧客より強い受託生産会社? ・製造業をサービス業にする・最強の人材を集め手放さない ・研究開発に莫大な予算を投入 ・メディアにアピールしない ・顧客の成功なくして社の成功なし「人から受託業者と呼ばれようが、私はまったく気にならない。我々はただ代金をもらい、ホクホクしながら銀行に行くだけだ」ーーモリス・チャン(TSMC創業者)■ CHAPTER1 TSMCのはじまりと戦略社名のヒミツ/台湾半導体はじまりのヒミツ/ファウンドリーのヒミツ/第3位UMCのヒミツ/サムスン対TSMCのヒミツ/インテル対TSMCのヒミツ 他■ CHAPTER2 TSMCの経営とマネジメントエンジニア文化のヒミツ/モリス・チャンの影響力のヒミツ/会議のヒミツ/価格以外で勝ちにいくヒミツ/秘密主義のヒミツ/株主総会の前のステーキのヒミツ 他■ CHAPTER3 TSMCの文化とDNAプロフェッショナリズムのヒミツ/台湾の米国企業のヒミツ/「下請け」としての哲学のヒミツ/ライバル心のヒミツ/株式の社員分配制度のヒミツ/実力主義のヒミツ 他■ CHAPTER4 TSMCの研究開発不眠不休部隊のヒミツ/顧客データベースという宝のヒミツ/2013年IBMに勝ったヒミツ/研究開発6勇士のヒミツ/「技術委員会」のヒミツ/コロナ禍の再構築のヒミツ 他■ CHAPTER5 半導体戦争台湾、そして日本対中制裁は米国復活にならないヒミツ/台湾から見る日本のヒミツ/日台共同戦線のヒミツ/米中半導体大戦のヒミツ/台湾半導体は世界一なのか? 他

著者紹介

林 宏文 (リン ホンウェン)  
主にハイテク・バイオ業界の取材に長年携わりながら経済誌「今周刊」副編集長、経済紙「経済日報」ハイテク担当記者を歴任し、産業の発展や投資動向、コーポレートガバナンス、国際競争力といったテーマを注視してきた。現在はFM96.7環宇電台のラジオパーソナリティや、メディア「今周刊」「数位時代」「CIO IT経理人」のコラムニストとして活躍中。また、台湾のクルーザーメーカーで世界第四位の東哥遊艇(Ocean Alexander)、各種コネクタ・部品サプライヤーの太康精密股〓有限公司、バイオ企業の鑽石生技投資股〓有限公司の独立役員を務めているほか、財団法人鼎動電機教育基金会代表理事なども兼任
野嶋 剛 (ノジマ ツヨシ)  
1968年生まれ。朝日新聞に入社後、台北支局長、シンガポール支局長、アエラ編集部などを経て2016年に退社し、ジャーナリスト活動を開始。台湾、中国、香港に関する著書多数。大東文化大学社会学部教授
牧〓 光里 (マキタカ ヒカリ)  
2年あまりの南開大学への語学留学を経て、日本企業での通訳・翻訳・貿易事務、西アフリカのマリ共和国での村落開発に携わったのち、さらにさまざまな回り道をして翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)