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老人は荒野をめざす

ちくま文庫 あ26−14

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-480-43948-2
4-480-43948-X
税込価格 968円
頁数・縦 266P 15cm

商品内容

要旨

「不良定年」を標榜してから幾星霜。西行、芭蕉、きだみのる…「荒野をめざしたひとびと」を想いながら、今も歩み続ける日々。すぐ隣にある死を意識しつつ、亡くなった友を悼み、いっそ「死ぬ気」で生き切ってみようと自身も読者も励ます。終刊した「週刊朝日」で26年間続いた人気連載「コンセント抜いたか」最後の3年間より精選した老年エッセイの粋。文庫オリジナル。

目次

はじめに 荒野をめざすひとびと
第1章 さらば思い出
第2章 老人は荒野をめざす
第3章 いつ死んでもよくない
第4章 「終刊」を越えて生きるのだ
あとがき モロッコ・ジャジューカ村へ行く

出版社・メーカーコメント

すぐ隣にある死を意識し、亡くなった多くの友を悼み、生きている者は、いっそ「死ぬ気」で生き切ってみようと自身も読者も励ます老年エッセイ集。

著者紹介

嵐山 光三郎 (アラシヤマ コウザブロウ)  
1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文化賞、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)