
〈絵語り〉の日本中世
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-585-37013-0
(4-585-37013-7) |
税込価格 | 9,900円 |
頁数・縦 | 332,8P 22cm |
商品内容
要旨 |
絵画に潜む表象主体の行為を探る。絵巻・物語絵などの絵画は、単に画題を絵で「伝達」するメディアではない。そこには制作にかかわる主体の画題への[解釈―表現]行為過程が介在している。その表象行為をめぐって、日本中世にはどのような特質が見られるのか。中世に制作された『信貴山縁起』、極楽寺蔵『六道絵』、『源氏物語絵詞』などを中心に、鑑賞者の解釈を誘発する、その表象の編成と仕組みを分析する。また、教育の場では絵画をどのように扱うことができるのか。実際の教育現場に携わった著者ならではの視点から、定番教材である『竹取物語』や『徒然草』を題材に、古典学習の拡充に向けた絵画の有効的な活用を提案する。 |
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目次 |
序章 研究の目的と方法 |