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吉原の怪談

江戸怪談を読む

出版社名 白澤社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-7684-8005-2
4-7684-8005-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 173P 19cm

商品内容

要旨

蔦屋重三郎が、江戸吉原で板元・耕書堂を始めて間もないころ出板した読本『〈青楼奇事〉烟花清談(えんかせいだん)』は、吉原の引手茶屋亭主、駿河屋市右衛門による吉原遊廓の奇談集である。本書はその中から怪異趣味の強い話を精選して抄録する。あわせて、根岸鎮衛『耳嚢』、太田南畝『半日閑話』等の江戸随筆から吉原遊女にまつわる怪談を紹介。その他、コラムではアニメにもなった『鬼滅の刃〈遊廓編〉』から遊廓の鬼・堕姫についてと、全国500箇所もの遊廓跡を取材した著者による遊廓の怪談についての考察を収録。妖しくも哀しく怖い街、江戸吉原へようこそ。

目次

第一章 『烟花清談』抄
第二章 吉原の奇談と怪談

著者紹介

〓木 元 (タカギ ゲン)  
千葉大学名誉教授
植 朗子 (ウエ アキコ)  
四天王寺大学文学部日本学科准教授
広坂 朋信 (ヒロサカ トモノブ)  
編集者・ライター
渡辺 豪 (ワタナベ ゴウ)  
遊廓専門出版社「カストリ出版」、吉原遊廓跡に開いた遊廓専門書店「カストリ書房」代表。全国500箇所以上の色街を取材・撮影、遊廓関連の稀覯本を復刻する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)