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スティグリッツ資本主義と自由

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-492-31564-4
4-492-31564-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 424,83P 20cm

商品内容

要旨

オオカミにとっての自由は、往々にしてヒツジにとっての死を意味する。傲慢な超富裕層による搾取をどう食い止めるのか?トランプ後の世界はどこへ向かうのか?ノーベル賞経済学者が描く、これからの経済社会に関するビッグピクチャー。

目次

序―自由の危機
経済学者は自由をどう考えているのか?
第1部 解放と自由―基本原則(ある人の自由はほかの人の不自由
強制により自由に―公共財とフリーライダー問題
一般の契約と社会契約と自由
自由と競争経済と社会正義
搾取する自由)
第2部 自由と信念と選好、および公正な社会の創設(社会的強制と社会的結束
計画的に形づくられる個人や信念
寛容と社会的連帯と自由)
第3部 公正で自由な優れた社会を推進するのはどのような経済なのか?(新自由主義的資本主義はなぜ失敗したのか?
自由と主権と国家間の強制
進歩的資本主義と社会民主主義と学習する社会
民主主義と自由と社会正義と公正な社会)

出版社・メーカーコメント

少数のために多数を犠牲にする「自由」でいいのか? ノーベル賞経済学者による「真の自由を実現する政治・経済システム」の提言。

著者紹介

スティグリッツ,ジョセフ・E. (スティグリッツ,ジョセフE.)   Stiglitz,Joseph E.
ノーベル経済学賞を賞した経済学者。クリントン政権時代の大統領経済諮問委員会の委員長、世界銀行のチーフエコノミストを務めた経験があり、2011年にはタイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれた。現在はコロンビア大学で教鞭をとるかたわら、ルーズヴェルト研究所のチーフエコノミストを務めている
山田 美明 (ヤマダ ヨシアキ)  
英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)