• 本

お仕事マンガの経営学

出版社名 有斐閣
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-641-16631-8
4-641-16631-5
税込価格 3,740円
頁数・縦 306P 22cm

商品内容

要旨

マンガはデータだ!?サラリーマンや職業世界を描いたマンガ作品を、現実を反映した「データ」と見なして分析することで、日本の労働者の働き方や、アカデミズムが置いている暗黙の前提などに対して新たな知見を得ようとする、“面白い”経営学への試み!

目次

はじめに
マンガ研究におけるアプローチ類型化の試み 組織や仕事を描いたマンガを中心に
第1部 お仕事マンガの世界(お仕事マンガと社会の関連性
マンガ業界の現在)
第2部 お仕事マンガに見る日本人の働き方(サラリーマンの成功とワークライフ
日本の労働者のエートス
バブル期若手社員の姿
「社畜」の誕生)
第3部 マンガに問い返される経営学(お仕事マンガに描かれた実践共同体
コメディが転倒する仕事の前提
働きがいのジレンマとアイロニー 『働きマン』たちそれぞれの事情
「中小零細」イメージを乗り越える)
第4部 マンガで経営学を学ぶ(お仕事マンガのビジネスケースへの応用可能性
マンガの共創知を目指して SUMS‐Kobe International Research Workshop)
おわりに

出版社・メーカーコメント

島耕作シリーズ、働きマン、夏子の酒など、サラリーマンや職業世界を描いたマンガを取り上げ、それら作品を、現実を反映した「データ」と見なして分析。日本人の働き方や、経営学における暗黙の前提などに関し、新たな知見を得ようとする実験的研究書。

著者紹介

鈴木 竜太 (スズキ リュウタ)  
神戸大学大学院経営学研究科教授、博士(経営学)(神戸大学)。1994年、神戸大学経営学部卒業。1999年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。静岡県立大学経営情報学部、神戸大学大学院経営学研究科准教授を経て、現職
北居 明 (キタイ アキラ)  
甲南大学経営学部教授、博士(経営学)(神戸大学)。1990年、滋賀大学経済学部卒業。1995年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。大阪学院大学経営科学部、大阪府立大学経済学部を経て、現職
松本 雄一 (マツモト ユウイチ)  
関西学院大学商学部教授、博士(経営学)(神戸大学)。1995年、愛媛大学法文学部卒業。2002年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。北九州市立大学経済学部、関西学院大学商学部准教授を経て、現職
上野山 達哉 (ウエノヤマ タツヤ)  
大阪公立大学大学院経営学研究科教授、博士(経済学)(大阪府立大学)。1994年、京都大学経済学部卒業。2000年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程退学。福島大学経済経営学類、大阪府立大学大学院経済学研究科を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)