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新刊めったくたガイド大大全 1978|2023

出版社名 本の雑誌社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-86011-606-4
4-86011-606-2
税込価格 8,800円
頁数・縦 1181P 21cm

商品内容

要旨

生きている。ここに書評家・北上次郎が生きている。「本だけ読んで暮らしたい」と願った青年は、その夢を叶え書評家となった。以来45年、一度も休むことなく、「本の雑誌」に新刊書評を書き続けた。いやはや、すごいぞ、ぶっとぶ書評の集大成。さあ、読め!本を紹介することに人生を捧げた書評家が青春、恋愛、家族、時代、ミステリー、SF、冒険ハードボイルド、翻訳、ノンフィクション…とジャンルを超えて、1978年〜2023年の1634人の著者、3458点の作品を大紹介。

目次

第0章 1978
第1章 1979/1989(冒険小説とは何か A・バスケイス=フィゲロウア『自由への逃亡』
本年度上半期のベスト1 西村寿行『風は悽愴』 ほか)
第2章 1990/1999(これを読むと中年男はぶっとぶ 加賀乙彦『ヴィーナスのえくぼ』
ダメ男小説の決定版が出た 岳真也『水の旅立ち』 ほか)
第3章 2000/2009(「映画を読む」ことの楽しさを存分に伝える快著が出たぞ
女性教師とはみ出し生徒の「熱血」学園小説に拍手! ほか)
第4章 2010/2019(『リテイク・シックスティーン』のラストに胸が熱くなる!
迫力満点のケイリン小説『あねチャリ』がいいぞ! ほか)
第5章 2020/2023(“砂町銀座クロニクル”『まち』がいいぞ!
『里奈の物語』を貫く強さを見よ! ほか)

著者紹介

北上 次郎 (キタガミ ジロウ)  
1946年東京生まれ、明治大学文学部卒。1976年、椎名誠と「本の雑誌」を創刊。以降2000年12月まで発行人をつとめる。1994年に『冒険小説論』で日本推理作家協会賞を受賞。目黒考二の書評を書く際のペーンネーム。2023年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)