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福田和也コレクション 2

なぜ日本人はかくも幼稚になったのか

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-584-14005-5
4-584-14005-7
税込価格 6,050円
頁数・縦 671P 20cm
シリーズ名 福田和也コレクション

商品内容

要旨

保守派の論客・福田和也が遺したものとは何だったのか…

目次

第一部 日本とは何か(日本の家郷
「内なる近代」の超克
日本人であるということ
乃木希典
保田與重郎と昭和の御代)
第二部 ナショナリズムとは何か(なぜ日本人はかくも幼稚になったのか
この国の仇
余は如何にしてナショナリストとなりし乎
大丈夫な日本)

出版社・メーカーコメント

 福田和也コレクション、待望の第2弾刊行。 日本社会の混乱の原因は、私たち日本人の中にある。 一切の責任感をもたず、親切と善意に逃げる「いい人」たち。 日本を嫌い、忘れようとする「国際派」の人たち。  自己愛を愛国心にすり替えただけの「エセ右翼」たち。 「幼稚」化して久しい、情けない日本人たちに喝を入れる。 歴史をふり返り、その叡智を学び、日本人にとって本当に大事なものを取り戻すために。 −現代の日本人よ。   命にかえても守るべきものとは、何だ。 昨年9月に急逝した著者が遺した、この国の未来を読者に託す、珠玉のメッセージ。 「幼稚というのは、頭が悪いとか、知識がないとかいうことではありません。(中略)「幼稚」というのは、 肝心なことに目をつぶっている、ということです。大人ならば、責任を持って見すえなければならない、 避けて通ってはならないことを、見ないですましているということ。これが幼稚だということです。 肝心なことというのは、いくつかあります。中でも一番大事なのが、生き死にかかわることでしょう。 人は何のために死ぬのか。何のために死ななければならないのか。これが肝心なことです。」 (「第六章 なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」より)

著者紹介

福田 和也 (フクダ カズヤ)  
1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学名誉教授。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子賞、2002年『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、06年『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞。24年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)