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カラマーゾフの兄弟 4

中公文庫 ト1−11

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-12-207695-2
4-12-207695-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 540P 16cm
シリーズ名 カラマーゾフの兄弟

商品内容

要旨

父フョードル殺害事件の公判が迫り来る一方で、カラマーゾフの兄弟たちはそれぞれに転機を迎えていた。やがて明らかになる、あの夜の真相と真犯人。彼らは、ロシアは、そして人類の運命は―「現代の予言書」として読み継がれてきた一大叙事詩は、ついにクライマックスへ!全四巻完結。

出版社・メーカーコメント

父フョードル殺害事件の裁判が進展し、明らかになってゆくあの夜の真相。兄弟たちの運命やいかに−−好評の注解付き江川訳、ついに完結。〈解説〉頭木弘樹

著者紹介

ドストエフスキー (ドストエフスキー)  
1821年、モスクワ生まれ。医師の父と敬虔なキリスト教徒の母のもと育つ。46年、『貧しき人々』でデビュー。49年、空想社会主義サークルに参加したことを理由に逮捕。銃殺刑を命じられるも、執行直前に特赦を受け、シベリアに流刑。服役後、『死の家の記録』などで文筆活動に復帰。以降、『地下室の手記』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』などの作品を発表。レフ・トルストイと並び十九世紀ロシア文学を代表する世界的作家と称される。『カラマーゾフの兄弟』完結直後の81年、病のため死去
江川 卓 (エガワ タク)  
1927年、東京生まれ。本名・馬場宏。父はロシア文学者の外村史郎。東京大学法学部卒。ロシア語は独学で始め、戦後、ソビエト文学の動向を紹介。また、ドストエフスキー、ソルジェニーツィン、パステルナークなどの翻訳で知られる。87年、『謎とき「罪と罰」』で読売文学賞(評論・伝記賞)受賞。2001年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)