日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで
中公新書 2837
出版社名 | 中央公論新社 |
---|---|
出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-12-102837-2
(4-12-102837-6) |
税込価格 | 1,188円 |
頁数・縦 | 292P 18cm |
商品内容
要旨 |
「科学としての政治学」は、どのよう道程をたどったのか―。本書は、敗戦直後に学会を創り、行動論やマルクス主義の成果を摂取した政治学が、先進国化する日本でいかに変貌してきたのかを描く。丸山眞男、升味準之輔、京極純一、レヴァイアサン・グループ、佐藤誠三郎、佐々木毅などの業績に光を当て、さらにジェンダー研究、実験政治学といった新たに生まれた潮流まで追う。欧米とは異なる軌跡を照らし、その行方を探る。 |
---|---|
目次 |
序章 本書の方法 |
出版社・メーカーコメント
本書は、日本における「科学としての政治学」の軌跡をたどる。学会を創設し、行動論を徐々に受容する一方、マルクス主義の成果を一部摂取しながら、時代とともに変貌していく様子を描く。その歴史を丸山眞男、升味準之輔、京極純一、『レヴァイアサン』グループ、佐藤誠三郎などの研究成果を踏まえながら論じる。さらに、政治改革、ジェンダー研究、実験政治学など具体的な論点も照らし、その見取り図を示す。