関係人口の時代 「観光以上、定住未満」で地域とつながる
中公新書 2868
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2025年8月 |
ISBNコード |
978-4-12-102868-6
(4-12-102868-6) |
税込価格 | 1,056円 |
頁数・縦 | 218P 18cm |
商品内容
要旨 |
人口減少が進むなか、政府は地方創生の切り札として、今後、関係人口一千万人の創出を目標に掲げた。関係人口とは、「観光以上、定住未満」で地域とつながる人々を指す。地域間で人材をシェアする考え方が根底にある。関係人口の増加で都市と地方はどのように変わり、個人のライフスタイルにどんな影響があるのか。関係人口研究の第一人者が、全国の事例をもとに、現状と具体的な課題、実践に向けたヒントを示す。 |
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目次 |
序章 住民でも観光客でもなく―地域に関心を持つ |
出版社・メーカーコメント
人口が急減するなか、自治体間で人を奪い合うゼロサムゲームでは明るい未来を描けない。こうした状況下、注目を集めているのが関係人口−−特定の地域に継続的に関心を持ち、関与するよそ者−−である。「観光以上、定住未満」の関わり方をする彼らによって、都市にも地域にもプラスになる関係は築けるのか。それは日本社会にとってどのような意味を持つのか。豊富な事例をもとに、その可能性を考える。