• 本

あいだ

弘文堂思想選書

出版社名 弘文堂
出版年月 1988年11月
ISBNコード 978-4-335-10016-1
4-335-10016-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 212P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「あいだ」って何なのか。「あいだ」に不思議さに魅力を感じた私。人生をかけて、ゆったりととらえていきたい。


    @増田書店×国立本店『国立ブックフェア2014 国立ほんとのサマー』紹介銘柄
    国立本店とは・・・
    国立市にあるコミュニティスペースを本拠地として、ほんとまち編集室が企画・運営。本・街・編集・デザインを意識しながら、さまざまなイベントやワークショップを行っています。 ( http://kunitachihonten.info/index.html )

    (2014年8月28日)

商品内容

要旨

人間はもともと人と人との「あいだ」に生き、「あいだ」を生きている。「あいだ」を生きることによって自己を形成する。本書は従来著者が追求してきた精神医学的・人間学的観点を一歩ふみだし、生理学・病理学的目で「あいだ」を「もの」として相対化する。新しい意欲作。

目次

生命の根拠への関わり
主体と転機
音楽のノエシス面とノエマ面
合奏の構造
間主体性とメタノエシス性
主体の二重性
共通感覚と構想力
「あいだ」の時間性
アレクシシミアと構想力
「あいだ」の生理学から対人関係論へ
我と汝の「あいだ」
もしもわたしがそこにいるならば
絶対的他者の未知性
こと・ことば・あいだ
「あいだ」の病理としての分裂病
ダブル・バインド再考
「みずから」と「おのずから」