「人生はなかなか自分の思いどおりにならない」ものである。それが私たちの常識である。ところが、この本の著者ロビンズは「自分の思いどおりにして見せる」という。自分に自信をもち、この本に書いてある処方箋どおりに実行すれば、いま自分が持っている実力の何倍もの力を発揮できると約束するのである。これは『道は開ける』を書いてデール・カーネギーの現代版である。すぐれた説得力を持ち、見出しを次々拾っていくだけで、すでに立派な処世の秘訣集である。

第１章　何事にも「さらにもう一歩」の工夫をしているか！―「自分の壁」を打ち破る意欲がとてつもない知恵を生みだしている！
第２章　先人の「苦労の結晶」をそっくり自分に生かせ！―ムダに時間を徹底的に追放し、ゼロからでなくいますぐ１０からスタートせよ！
第３章　強い信念は自分の運命を大好転させる！―気持ちが前向きになると頭の回転の回転・生理機能まで調子がよくなる！
第４章　頭の働きをさらによくする「健康づくり」の秘訣！―つねに最高の状態で仕事をするための「頭とからだ」のコンディションづくり！第５章　人生の夢は大きく、明確に描け！―自分をどうしたら最高に伸ばせるか、１０の秘訣！
第６章　自分の「味方」を一人でも多くつくれ！―ことば一つ、口のきき方一つできのうの敵が最も強い味方になる「話し方・説得術」！
第７章　成功を呼ぶ発想法！―どんな場合でも「頭のひとひねり」ができる人間には必ず道が開かれている！
第８章　つねに「刺激」を大事にせよ！―人生をもっと大きく、もっと豊かに生きる知恵！