• 本

流星の絆

出版社名 講談社
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-06-214590-9
4-06-214590-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 482P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全4件

  • 惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」14年後――彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。

    (2013年8月30日)

  • この物語は、TVドラマにもなりましたが、功一、泰輔、静奈の三人の兄弟の物語です。三人は子どもの時、流れ星を見るため、家を抜け出している間に、洋食店を営んでいた両親を何者かに殺されてしまいます。やがて三人は大人になり、結婚詐欺を繰り返しますが、ある時ターゲットイにした行成の父親が、事件の夜、店の裏口から出て行った男だったことを知り、両親の仇を討つことに決意します。しかし、しだいに、両親が殺された事件の真相が明らかになっていきます。ハラハラ、ドキドキの物語です。(職場体験学習研究生網走第五中学校 井上真悠)

    (2009年9月2日)

  • 流星の絆

    これは東野作品の間違いない代表作!と各方面から評され、ウナギのぼりの注目度である。テレビ放映も予想通りの話題をふりまき、相乗的に評価は上がっている。これも、すぐれた原作があってのこと。本好きにとっては、こんなにうれしいことはない。ストーリの面白さはいうまでもない。登場人物の個性や、人間憎悪の深さと複雑に絡み合う男女愛のやるせなさのようなものを感じとってほしい。

    (2008年12月19日)

  • どんでん返しがたまらない。

    惨殺された両親の仇討ちをするべく、3兄妹が詐欺師になり、ターゲットに近づいていく。だが、妹の恋心が最大の誤算だった。そして、時効前に犯人に復讐を果たせるのか。TVドラマの原作です。

    (2008年10月19日)

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商品内容

文学賞情報

2008年 第43回 書店新風賞受賞

要旨

惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」14年後―彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。

出版社
商品紹介

殺された両親の仇討ちを流星のもと誓った功一、泰輔、静奈の兄妹。14年後、泰輔が事件当日目撃した男に、功一が仕掛ける復讐計画。誤算は、静奈の恋心だった。

おすすめコメント

息もつかせぬ展開、張り巡らせれた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト。現代エンタメの最高峰、著者会心の感動大作!――ハヤシライスが看板メニューの洋食店『アリアケ』の経営者夫妻が殺された。功一、泰輔、静奈の三兄弟がペルセウス座流星群を見に出ていた間の惨劇だった。泰輔は店の裏口から出ていく男を目撃したが、犯人特定は難航し、時は流れる。14年後。ひっそりと肩寄せ合ってきた三人は、静奈と功一がたてつづけに騙されたことで、静奈の美貌を利用した結婚詐欺で生き抜いていく。その最後のターゲットが、レストランチェーン『とがみ亭』の御曹司・戸神行成。功一のたてた作戦で、擬態名人の泰輔と静奈は行成に近づく。だが――泰輔が見た行成の父親は、あの夜に目撃した男だった。静奈が口にした『とがみ亭』のハヤシライスは父親の味だった。功一は、結婚詐欺ではなく、両親の仇を討つことを決意する。

出版社・メーカーコメント

惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」14年後――彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。「この小説は私が書いたのではない。登場人物たちが作りだしたのだ。」――東野圭吾息もつかせぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト。すべての東野作品を超えた現代エンタメの最高峰第43回新風賞受賞

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年大阪府生まれ。1985年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞を受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)