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クラウド化する世界 ビジネスモデル構築の大転換

出版社名 翔泳社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-7981-1621-1
4-7981-1621-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 313P 20cm

商品内容

要旨

IT業界のみならず経済界からも注目されているニコラス・G・カーが本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。潤沢なインフラが提供されたことでSaaS[Software as a Service]が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになるのだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか?グーグルやアマゾンなどが、すでに着手しているクラウドコンピューティング時代の幕開けに、ビジネスモデルの大きな変革期が訪れようとしているのだ。

目次

プロローグ ボストンの戸口
第1部 一つの機械(バーデンの水車
発明家と実務家
デジタル時代のからくり装置 ほか)
第2部 雲の中に住んで(ワールドワイドコンピュータ
多数から少数へ
大いなるバラ売り ほか)
エピローグ 炎とフィラメント

著者紹介

カー,ニコラス・G. (カー,ニコラスG.)   Carr,Nicholas G.
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年にかけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在はビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、『フィナンシャル・タイムズ』や『ボストン・グローブ』ほか多数に寄稿。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・ビジネス・スクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている
村上 彩 (ムラカミ アヤ)  
1960年生まれ。上智大学国際関係論修士課程修了。翻訳家。明星大学講師(翻訳論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)