• 本

遠い響き

出版社名 毎日新聞社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-620-10737-0
4-620-10737-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 259P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 嵐の夜に出会った奇妙な若者。「小説家」である主人公は、野次馬根性から彼を家に招きいれ、妻とともにその平凡かつ奇妙な半生を聞くこととなる。狂気さえ感じさせる男の告白ははたして夢か現か―。気鋭作家藤谷治氏による新刊。ちなみに藤谷氏は、様々な職種を経て現在は東京・下北沢にある書店のオーナー店長でもあるとか。著者自身の経歴も興味深い。

    (2009年6月3日)

商品内容

要旨

空気を読む―その報いは、孤独と絶望。決壊寸前の日常。現代の底しれぬ闇。“罪なき者のみ、この小説に石を投げなさい”―気鋭作家が放つ、新しい文学の誕生。

出版社
商品紹介

嵐の夜に遭遇した男が語り出す現代の「地獄めぐり」とも言うべき、奇妙な体験。気鋭が放つ新しい文学の誕生。

著者紹介

藤谷 治 (フジタニ オサム)  
1963年東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。2003年『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』でデビュー。08年『いつか棺桶はやってくる』が三島由紀夫賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)