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横道世之介

出版社名 毎日新聞社
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-620-10743-1
4-620-10743-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 423P 20cm
シリーズ名 横道世之介

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • どこにでもいるような人でも、いない人。

    横道世之介はどこにでもいる19歳の大学生である。暢気で怠惰で優柔不断。でも、ホッとする。笑っちゃう。憎めないそんな奴の物語

    (2010年1月26日)

  • バブル景気がその崩壊を迎える少し前、大学入学を機に上京した青年「世之介」の一年間が時系列でつづられています。20数年経った登場人物達の「いま」を垣間見せながら、あの時代の空気や風景が鮮やかに立ち昇ってきます。曇り空の下に佇むことの多い私にとっては、温かなぬくもりを感じさせてくれるこの「横道世之介」を“軽やかな80年代版『三四郎』”と呼びたい気持ちです。/長砂智子

    (2009年9月30日)

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商品内容

文学賞情報

2010年 第23回 柴田錬三郎賞受賞

要旨

なんにもなかった。だけどなんだか楽しかった。懐かしい時間。愛しい人々。吉田修一が描く、風薫る80年代青春群像。

出版社
商品紹介

『パレード』『悪人』の吉田修一が描く1980年代の青春群像。平成の三四郎ともいえる、傑作青春小説。

おすすめコメント

なんにもなかった。だけどなんだか楽しかった。懐かしい時間。愛しい人々。『パレード』『悪人』の吉田修一が描く、風薫る80年代青春群像。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を同時受賞し、2007年『悪人』で第34回大佛次郎賞、第61回毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)