100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2009年10月 |
ISBNコード |
978-4-15-209074-4
(4-15-209074-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 381P 20cm |
内容詳細要旨(情報工場提供) 「影のCIA」とも呼ばれ、各国の企業や政府、軍機関などに政治、経済、安全保障に関わる独自情報を提供しているインテリジェンス企業・ストラトフォー。同社を率いる政治アナリストが、これから100年間の世界情勢を予測したのが本書である。国家やそこに暮らす人々のとる行動は、国を取り巻く地理的条件や環境によって制約を受け、方向づけられるという「地政学」の手法を駆使し、21世紀の政治・経済・戦争などを20年刻みで占っていく。「21世紀はアメリカによる一極支配体制がさらに強まり『アメリカの時代』となる」「それに対抗する勢力として日本やトルコ、ポーランドが台頭する」など、大胆な予測に基づいた未来覇権地図を示している。 |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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100年後に会いましょう
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- ACADEMIA菖蒲店 (埼玉県久喜市)
明日もわからないこの時代に、5年後、10年後ましてや100年後の予測をして何の意味があるの? と私は思いました。下世話な「たられば」本が多くて並べるのも嫌になるときがあるのですが、何か惹かれるものがあって手にしてみました。本書は地政学という観点からデータを集め分析し、そこから未来像を導き出して解説しています。無駄に難しく考えるとか、重箱の隅をつつくような粗探しは置いといて、もっと単純に未来を想像するひとつのツールとして読んでみることをおすすめします。だって、皆さんのほとんどは100 年後いないのですから。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)
(2013年3月14日)
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商品内容
要旨 |
「影のCIA」と呼ばれる情報機関ストラトフォーの創立者でCEOをつとめる政治アナリスト・フリードマンが予想する衝撃のこれからの世界は…。地政学の手法を駆使してフリードマンが見通す未来は、一見荒唐無稽に感じられても合理的で、的確な洞察力を感じさせる。示唆に富む未来覇権地図がここに描かれている。 |
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目次 |
アメリカの時代とは何か |
おすすめコメント
〈ハヤカワ・ノンフィクション〉「影のCIA」ストラトフォーを設立した政治アナリストが、地政学を用い、未来の世界情勢を予想するという不可能を可能にした。日本が、アメリカが、世界がどうなるのかが、この一冊でわかる!「影のCIA」と呼ばれる情報機関ストラトフォーの創立者でCEOをつとめる政治アナリスト・フリードマンが予想する衝撃のこれからの世界は……。・アメリカ・イスラム戦争は近く終局をむかえる。・勢力を回復したロシアは、アメリカと第2の冷戦をひきおこす。・アメリカへの次の挑戦者は中国ではない。中国は本質的に不安定だ。・今後、力を蓄えていき傑出する国は、日本、トルコ、ポーランドである。・今世紀半ばには、新たな世界大戦が引き起こされるだろう。その勝敗を左右するのはエネルギー技術であり、宇宙開発である。・そして、今世紀の終わりには、メキシコが台頭し、アメリカと覇権を争う。地政学の手法を駆使してフリードマンが見通す未来は、一見荒唐無稽に感じられても合理的で、的確な洞察力を感じさせる。示唆に富む未来覇権地図がここに描かれている。