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分子の音 身体のなかのシンフォニー

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-620-32202-5
4-620-32202-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 142,14P 22cm

商品内容

要旨

血液型、アミノ酸、ビタミン、糖、セロトニン、アドレナリン、オキシトシン…。可聴化という科学から生まれた“分子の音”。理化学研究所の膨大な分子動力学計算データから誕生。

目次

第1章 可聴化によって分子がうたいだす
第2章 音の探究者と量子化学の研究者
第3章 うたう分子のプロファイル(血液型A、AB、B、O―あなたの血液型はどんな音楽?
アポトーシスのタンパク質(Ras/Raf)―プログラミングされた細胞の自殺
アミノ酸(アラニン、アスパラギン酸)―うたうアミノ酸分子
ビタミン(ビタミンB1)―元気の出るビタミン・ミュージック
セロトニンとアドレナリン―精神の指揮者の音楽
アンプラーグ(サルポグレラート)―抗血栓薬の分子音楽
糖(グルコース)―あま〜い糖の辛口な科学
オキシトシン―愛のホルモン)
第4章 いのちの音楽

出版社
商品紹介

音の探究者と量子化学の研究者が出会い、思いもよらない“分子運動の音楽”が発見された。世界初の試みを紹介。CDアルバム付き。

著者紹介

荒井 曜 (アライ アキラ)  
群馬県前橋市生まれ。多摩美術大学美術学部絵画科卒業。美術ジャーナリストとして活動したのち1983年、セゾン・グループの映画事業に参加、「シネ・ヴィヴァン・六本木」をオープンさせる。同劇場支配人を務めたのち配給会社シネ・セゾンに移り、宣伝プロデュース、映画の買い付けに携わる。95年、配給会社キネティックの設立に参加。「バッファロー’66」の大ヒット興行記録を作る。2011年、『慈しむ男』(第1回ゴールデン・エレファント賞大賞)で小説家デビュー
中村 振一郎 (ナカムラ シンイチロウ)  
熊本県生まれ。フランス・ストラスブール大学理学部博士課程修了(Ph.D.)。三菱化学科学技術研究センターを経て、(株)地球快適化インスティテュート(三菱ケミカルホールディングス)から理化学研究所特別招聘研究員として出向。現在、中村特別研究室を率いている。研究テーマは生体を律する原理の解明を目指した計算科学・量子化学。三菱化学フェロー
井出 祐昭 (イデ ヒロアキ)  
サウンド・スペース・コンポーザー。井出音研究所所長。ヤマハ株式会社チーフプロデューサーを経て2001年、有限会社エル・プロデュースを設立。最先端技術を駆使し、音楽制作、音響デザイン、音場創成を総合的にプロデュースすることにより様々なエネルギー空間を創り出す「サウンド・スペース・コンポーズ」の新分野を確立。立体音響システム“ELPHONIC”を開発し、医療・健康分野との関連も深めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)