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滅亡へのカウントダウン 人口大爆発とわれわれの未来 下

出版社名 早川書房
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-15-209426-1
4-15-209426-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 364P 20cm
シリーズ名 滅亡へのカウントダウン

商品内容

目次

第3部(承前)(崩れゆく世界―パキスタン
アヤトラは与え、奪う―イラン)
第4部(縮小と繁栄―日本
明日―ネパールとインド
安全なセックス―タイ)
第5部(地球という公園―バランスを保つために
人類が減った世界―われわれの行方)

出版社・メーカーコメント

ますます過密化する世界で、人口減少に転じた日本。著者はこの国で、いかなる希望を見出したのか? 森達也氏推薦! 増え続ける人口と悪化する地球環境。人類は滅亡するしかないのか。次世代に何を託せるのか。今はまさしくターニングポイントだ。第13章「縮小と繁栄――日本」より。 「そして、いまや適正規模にまで人口が減りつつある日本は、ある問題に関する一つの実験場になろうとしている。すなわち、人類の安全と生存のために人間の影響を減らすには、地球上の人口を減らすべきだと、われわれが(あるいは、われわれの代わりに自然が)決断したときに直面する問題である。…人間が考え出したほぼすべての経済の尺度は、成長するか否かで定義されてきた。…だとすれば、もしも人間の数が減り、必要となる住宅と物資が減ったら、どうなるだろう? より小さな社会への移行期間中に、年々消費者が減り、非生産的で困窮した過剰な高齢者を支える社会保障費を払い込む労働者が減ったら? そして、補給可能なペースで資源を獲得してリサイクルできる最適な人口に実際に到達し、人間を養う地球との均衡が達成できたら、どうなるだろう? そのような理想的水準を維持するということは、それ以上は決して成長しないことを意味する。それは可能だろうか? 人間は成長なしに繁栄できるだろうか?日本は否応なく、それを試みる最初の近代社会になる」

著者紹介

ワイズマン,アラン (ワイズマン,アラン)   Weisman,Alan
アメリカのジャーナリスト。1947年ミネアポリス生まれ。ノースウェスタン大学でジャーナリズムの修士号取得。著書『人類が消えた世界』(2007年、邦訳は早川書房刊)は、『タイム』誌の2007年ベストノンフィクションに選出されたのをはじめ、Amazon.comやiTunesオーディオブックの年間ベスト(ノンフィクション部門)でも第一位を獲得し、34の言語に翻訳される世界的ベストセラーとなった。さらに全米批評家協会賞、レイチェル・カーソン賞など多くの賞の最終候補にもなり、中国国家図書館の文津図書賞を受賞している
鬼澤 忍 (オニザワ シノブ)  
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)