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フランス紀行

出版社名 早川書房
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-15-209453-7
4-15-209453-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 251P 20cm

商品内容

要旨

ニューヨークに生まれ育ったデイヴィッドの本当の父親はフランス人。だが、母がゆきずりで関係した父についてはほとんどなにも知らない。成長するにつれ、アメリカの俗悪さに心底うんざりしたこの青年は、ヨーロッパ、特にフランス文化への憧れを募らせ、フランスへと旅立つことを決意するのだった。父の、そして敬愛するクロード・モネと印象主義を生み出した国へと。パリに着いたデイヴィッドの旅路はやがて、月刊誌の副編集長を務める冴えない中年男の人生と運命的に交差する―フランスの五大文学賞のひとつ、メディシス賞に輝いた著者の代表作。

出版社
商品紹介

日仏会館90周年記念イベントのメインゲストとして来日する著者の傑作長篇がついに邦訳。ウィットにあふれるメディシス賞受賞作。

著者紹介

デュトゥルトル,ブノワ (デュトゥルトル,ブノワ)   Duteurtre,Beno^it
1960年生まれ。フランスの小説家、エッセイスト、音楽評論家。フランスの元大統領ルネ・コティの曾孫にあたる。サミュエル・ベケットに才能を見出され、1985年に長篇Sommeil Perduでデビューした。その後、ミラン・クンデラに絶賛された短篇集Dr^ole de temps(1997)でアカデミー・フランセーズ賞を受賞。第十作となる『フランス紀行』(2001)で、メディシス賞
西永 良成 (ニシナガ ヨシナリ)  
1944年生、東京大学仏文科卒、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)