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世界から猫が消えたなら

小学館ジュニア文庫 ジか−2−2

出版社名 小学館
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-09-230846-6
4-09-230846-9
税込価格 770円
頁数・縦 221P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  •  世界から猫が消えたなら

    この本ジャンルは小説で映画にもなっています。 
    読んでみての第一印象は、何かを手に入れるには何かを失わなければならない。
    というような奥が深い話だ。
    他にも「家族はあるものではなくするもの」
    というような考えさせられるような話になっています。
    このようなところがこの本のみそだと思います。
    是非読んでください。
    (第一中学校 職場体験学習研修生 T・T)

    (2016年9月8日)

商品内容

要旨

郵便配達員として働く僕は、脳腫瘍で余命わずかだと宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。世代を超えて受け継がれる、奇跡の物語。

出版社・メーカーコメント

感涙のベストセラー、ジュニア文庫で登場!郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。

著者紹介

川村 元気 (カワムラ ゲンキ)  
1979年生まれ。東宝にて『電車男』『バケモノの子』『バクマン。』等の映画を製作。2011年に「藤本賞」史上最年少で受賞。『世界から猫が消えたなら』が初の著作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)