• 本

大林宣彦の映画は歴史、映画はジャーナリズム。

出版社名 七つ森書館
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-8228-1788-6
4-8228-1788-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 241P 19cm

商品内容

要旨

『大林宣彦のいつか見た映画館』(CS放送局・衛星劇場)から生まれた対談&トーク。

目次

1 作家の戦争体験を知ると、映画のフィロソフィが見えます。―川本三郎・大林宣彦(映画体験も戦争体験も、すべては記憶の中に。
1945年8月15日から、日本はガラッと変わった。 ほか)
2 映画は、風化しないジャーナリズムです。―常盤貴子・大林宣彦(俳優は、監督のよき素材になることにプライドを持ってほしい。
戦争難民たちが願った、憧れの平和の里がハリウッドだった。 ほか)
3 平和の時代の映画作家を始めました。‐「HOUSE/ハウス」、「吸血鬼ゴケミドロ」、上映のあとに。―犬童一心・樋口尚文・大林宣彦(僕の敗戦少年記、戦争が終わったとき8歳でした。
「HOUSE/ハウス」は、「ベテランの少年」が作った映画。 ほか)
4 映画は、時代を映す鏡なのです。‐「瞳の中の訪問者」、「無法松の一生」、上映のあとに。―犬童一心・手塚眞・小中和哉・大林宣彦(映画が消滅していく現状を、まざまざと感じました。
「無法松」は18分カットされても、なおも日本映画の名作です。 ほか)
5 嘘から出たまこと、を描くのが映画です。―原田知世・高柳良一・大林宣彦(「時をかける少女」は、おじさんたちのプライベート映画だったはず。
大林組ってファミリーで、家族みたい。 ほか)

著者紹介

大林 宣彦 (オオバヤシ ノブヒコ)  
映画作家。1938年広島県尾道市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)